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VOCALOIDの曲をテーマにした二次創作小説です。

   
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VOCALOIDと飲むお酒 一話
ミクがリビングを通りかがると、リビングでは
珍しくカイトがお酒のボトルと氷の入ったアイスペールをそばにして
グラスに口をつけているようだ

ミク「ねぇ、カイト兄さんは、どんな曲歌ってると楽しい?」

カイト「え・・・、」

ウイスキーのグラスに口をつけているカイトに
ミクは唐突に聞いてみた

カイト「そうだねぇ。」

ミク「やっぱり、ヒットする曲?」

カイト「おまえね・・・・」

カイトは割と本気の呆れ顔で、こちらを覗き込むミクを見上げる

カイト「まぁ、ミクはそうかもしれないけど・・・。僕は想いの詰まった曲かなぁ。」

ミク「なにそれ、私も一所懸命作ってくれた曲歌うの凄く嬉しいよ。」

カイト「ごめん、ごめん。でも、僕等の心は。作ってくれた人の想いの欠片なのかもしれないからね。」

今度は、
ミクが少し呆れたような笑顔になる

ミク「う~ん。もしかして、キザな事言ったつもり?」

カイト「あれ、ダメかな?」

ミク「でも、そうかも。」

カイト「そうかもね。」

そう言って部屋へ戻るミクを見送ると

カイトは、まだ少し飲むつもりのようだ















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